お年寄りは、なぜ加齢臭がしやすいのか?

2020年5月3日日曜日

加齢臭

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お年寄りは、なぜ加齢臭がしやすいのか?


お年を召した方と近くで話していたりすると、
なんともいえない匂いがして気持ち悪くなってしまうことはありませんか?


臭いのある老人は自分ではその匂いには気がついておらず
本人には悪いぎは無いので指摘することもできず、その老人の心を気遣って知らないふり
なんてことも。
これは“老臭さ”=“加齢臭”とも呼ばれている。
年をとった人が、なぜ“加齢臭”を持ちやすいのだろうか。
そしてそれをどうやって避けるのか?



ヒトは体表から常に油脂を分泌しており、油脂と体表の細菌が相互作用して特殊な物質である
2−ノネナールが生成されるが、一般的に若年者と高齢者のヒトの体表から分泌される物質は
基本的に違いはなく40歳を過ぎるとこの2−ノネナールが徐々に増加して不快な匂いになってしまう。

しかし、すべてのお年寄りにこのような加齢臭があるわけではありません。

タバコを吸わない、お酒を飲まない、辛い物を食べない、よくシャワーを浴びる、
衛生に気をつけている人は、実はそのお年寄りの匂いは臭く無いことが多いです。




【加齢臭を抑える方法】



加齢臭がしてしまうことを避けるために、
日常生活の中でこの点に注意しましょう。

1、こまめにお風呂に入り、こまめに着替えをする

頻繁にシャワーを浴びて、毎日のようにデコルテ、胸、耳の後ろ、脇などを念入りに洗います。

その部分に皮脂腺が集中しているので、洗い残しがあると臭います。
普段は衛生に気をつけて、下着を頻繁に変えて、綿の下着を着ると、
加齢臭が薄くなります。


2、タバコやお酒から離れてください

タバコが好きでかつお酒をよく飲む人は、加齢臭のにおいがキツくなるので、
禁煙や禁酒によって体臭を抑えることができます。
完全に断つことは厳しい場合は少しでも減らすことを考えましょう


3、食事の量は減らしましょう

肉を少なく食べ、野菜と果物を多く食べ、ナッツを多く食べると、
体がビタミン微量元素を補充することになり胃腸の蠕動を加速することによって
デトックス効果が発揮され体の異臭を減少することができる



4、口をすすぐ習慣をつける

朝晩は歯磨きを続けるだけでなく、毎食後には食べかすが
口の中に残って臭いがしないようにうがいをしてください。

できれば薄い塩水でうがいをして、入れ歯が付いている場合も
食後に外してブラッシングしてきれいにしてから装着すべきです。

これらによって加齢臭を少しでも軽減することが可能になります。

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